SCM・物流・購買
ここでは、SCM・物流・購買関連の職種について詳しくご説明していきます。日系企業のSCM・物流・購買部門で職務経験があり、外資系企業への転職をお考えの方はぜひ参考にしてください。
外資系企業のSCM・物流・購買の特徴
外資系企業のSCM・物流・購買の一般的な特徴としては、下記が挙げられます。
- グローバルなサプライチェーン
- 海外出張機会が多いケースも
- コスト削減目標など成果を求められる
グローバルなサプライチェーン
外資系企業の多くはグローバルなサプライチェーンを展開しているため、外資系企業のSCM・物流・購買部門のポジションであれば購買・調達先の選定から物流までグローバル規模で仕事をすることができ、非常にエキサイティングな経験を積むことができます。
また、外資系企業は日系企業よりもSCMの最適化に対する意識が非常に高く、CSRの観点からサプライヤーの企業活動全体に渡って厳しいマネジメントをしている企業などもあります。
SCM関連のポジションは外資系企業の求人の中でも非常に魅力的なポジションの一つだと言えるでしょう。
海外出張機会が多いケースも
上記のように外資系企業の場合、サプライチェーンがグローバルレベルで構築されているケースも多く、サプライヤーの選定や購買、マネジメントのために海外現地に出張するケースもあります。
外資系企業の日本法人の場合、意外と海外に出張できる機会は少ないのですが、SCM・物流・購買関連のポジションであれば企業によっては頻繁に海外出張のチャンスを得ることもできます。
コスト削減目標など成果を求められる
外資系企業のSCM・物流・購買部門においてはサプライチェーンの最適化に向けて厳しいコストマネジメントが求められるケースもあります。
また、コスト削減目標だけではなく、品質・リスク分散・CSRなど様々な観点から最適なサプライヤーのポートフォリオを構築するなど、外資系企業の場合はSCM・物流・購買においても非常に高い戦略性が求められる点が特徴的だと言えます。
SCM・物流・購買関連の職種一覧
外資系企業におけるSCM・物流・購買関連の職種としては、下記のような職種が挙げられます。
- SCM Manager(SCMマネジャー)
- Logistics Manager(ロジスティクスマネジャー)
- Procurement Manager(プロキュアメントマネジャー)
- Buying Manager/Purchasing Manager(購買マネジャー)
- Demand Planning Manager/Forecasting Manager(需要管理マネジャー)
- Inventory Control Manager(在庫管理マネジャー)
- Operation Manager(オペレーションマネジャー)
外資系企業においては、SCM全体を統括するSCMや、ロジスティクス(物流)、購買、需要予測、在庫管理、工程管理など各分野において専門性を発揮できるスペシャリストが求められています。
企業によっては一人が複数分野を担当しているケースもありますし、大規模な企業であれば、派遣スタッフも含めて組織が細分化されています。
SCM・物流・購買関連の求人に強い転職エージェント
外資系企業のSCM・物流・購買関連の求人に強い転職エージェントとしては、下記が挙げられます。
SCM・物流・購買部門の仕事内容は業種や企業によっても大きく異なってくるため、転職エージェントを活用して事前にしっかりと情報収集をしておくことをおすすめします。
これらのポジションはグローバルに活躍できるケースも多く、経験者スペシャリストにとっては非常に魅力的なポジションだと言えます。ぜひ英文レジュメ対策や面接対策など万全の対策をしたうえで選考に臨みましょう。