外資系戦略コンサルティングファームの平均年収ランキング

外資系戦略コンサルティングファームの平均年収ランキング

外資系の戦略コンサルティングファームは非常に高給な職場というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実際のところ、外資コンサルで働くビジネスマンはどの程度の給料をもらっているのでしょうか?

ポジション別平均年収ランキング

外資系戦略コンサルティングファームの多くは日本支店という形をとっており、日本では法人格も持っておらず、当然ながら日本で上場もしていないため、平均年収について公開情報がなく、過去に実際に働いていた方々の経験や取材に基づく推定値とはなりますが、大よそ、ポジションに応じて下記のような年収レンジとなっているようです。

  • 日本オフィストップ:5000万円~
  • パートナー:3000万円~5000万円+業績給
  • プリンシパル:2000万円~3000万円+業績給
  • プロジェクトマネジャー:1,500万円~2,000万円
  • アソシエイト:800万円~1500万円
  • アナリスト(新卒・第二新卒):400万円~800万円

アナリストからアソシエイトになるまでは通常3年程度かかりますので、イメージとしては20代後半~30前後にかけて年収1,000万を突破するイメージとなります。

但し、外資系コンサルティングファームはいずれも労働時間が非常に長い企業が多いので、実際に働いている社員の声を聞くと、高給をもらっているどころか、割に合わないと感じている方も多いのが実情です。

優秀な同僚に囲まれ、ビジネスマンとして大きく成長することが目的で就職・転職する場合は良いかもしれませんが、高年収を目的に転職してしまうと、入社後にギャップを感じる可能性もありそうです。

企業別平均年収ランキング

コンサルティングファームにおける年収はファームごとの基準というより個人の能力や成果によるところも大きいのですが、ここでは数ある外資系戦略コンサルティングファームの中でも特に年収が高い企業をご紹介していきます。

  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • ボストン・コンサルティング・グループ
  • ベイン・アンド・カンパニー
  • ブーズ・アレン・ハミルトン
  • ローランド・ベルガ―

マッキンゼー・アンド・カンパニーとボストン・コンサルティング・グループは世界を代表する二大戦略コンサルティングファームで、この2社のベース給与は他のファームと比較しても高い傾向があるようです。

アメリカにおいてはこの2つにベイン・アンド・カンパニーを合わせて3大ファーム、欧州ではこの2つにローランド・ベルガ―を合わせて3大ファームと呼ばれることもあります。

上記のいずれの戦略系コンサルティングファームも社員の平均年収を公開しているわけではありませんが、世界を代表するトップファームならではの待遇が用意されており、ベース給もかなり高い傾向があります。

外資系戦略コンサルティングファームへの転職をお考えなら

外資系戦略コンサルティングファームには非常に優秀な人材が集まっており、そのバックグラウンドは日系グローバル企業出身のマーケッターやエンジニア、海外MBAホルダー、トップ校出身の弁護士資格保有者、国家公務員一種合格者、グローバルNGOの出身者など、非常に多様です。

そのエキサイティングな仕事内容や世界中から集まる優秀な同僚、高待遇、ブランドイメージなど様々な魅力があり、外資系企業の中でも特に競争率が高い業界の一つです。

そのため、いくら過去のビジネスキャリアや能力に自信がある方でも、そう簡単に入社ができるわけではありません。

外資系戦略コンサルティングファームへの転職をお考えの方は、事前の情報収集や準備を入念に行った上で選考に臨むことが重要です。

そこで活用できるのが、外資系企業の求人に強い転職エージェントです。

外資系戦略コンサルティングファームの多くでは、アソシエイトクラスまでの人材については、事前に候補者のスクリーニングを行い、効率的に採用活動を行うために、一部の転職エージェントに限定する形で求人オファーを出し、人材募集をしています。

そのため、転職エージェントに相談して事前に過去の合格者の傾向やインタビュー対策など様々な情報提供を受けたうえで選考フローに進むことをおすすめします。

特におすすめできる転職エージェントとしては、下記の3社が挙げられます。

また、外資系戦略コンサルティングファームのほとんどは自社のホームページを通じて通年のキャリア採用募集を行っていますが、その採用意欲や採用枠の数は、時期によっても異なりますので、そのあたりも転職エージェントから情報提供してもらうとよいでしょう。

戦略コンサルティングファームは、人材こそがサービスであり、付加価値そのものですので、採用枠は限られた狭き門となっている一方で、優秀なタレントをいち早く見つけ、他社ではなく自社にジョインさせるために常に高いアンテナを張り巡らしています。

ぜひ転職エージェントなどを上手に活用しながら情報収集と対策を進め、希望のコンサルティングファームへの入社を勝ち取りましょう。

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