オファーレター

オファーレター

外資系企業の選考に見事通過すると、内定を証明する書面として通称「オファーレター」と呼ばれる書類が渡されます。

「オファーレター」は日系企業における「採用内定通知書」「労働条件通知書」に該当するもので、正式な内定の通知書面として用いられています。

オファーレターで確認する内容

オファーレターを提示されたら、まずは下記の項目をしっかりと確認し、提示された条件に認識の相違がないかをチェックしましょう。

  • 雇用形態
  • 職位・ポジション
  • 職務
  • 勤務地
  • 勤務時間
  • 給与額・賞与額・支給方法
  • 休暇・福利厚生
  • 試用期間

オファーレターに関するよくあるトラブルとしては、「雇用形態が正社員だと思ったら契約社員だった」「給与が希望よりも大幅に低かった」「試用期間が12ヵ月と非常に長かった」などが挙げられます。

特に大事なのは給与の部分です。外資系企業の場合は多くが年俸制というスタイルで提示をされますので、トータルの年俸額はもちろん、その支給方法(12・14・16分割など)や、成果インセンティブの有無などについてもしっかりと確認しておきましょう。

また、オファーレターの内容について疑問点や不明点などがあれば、遠慮せず転職エージェントや企業に確認をするようにしましょう。

オファーレターを手にするまでは、正式内定だと考えない

特にベンチャー企業などに多いのですが、採用慣れしていない企業の中には、オファーレターを発行せずに、口頭だけの内定通知で済まそうとする企業も存在します。

しかし、口頭内定だけで入社の意思決定をするのは非常に危険です。口頭ベースの内定だと、企業が何らかの理由で内定を取り消した際に、「言った、言わない」の議論となり労働問題に発展することも良くあります。

特に現職中で転職活動をしている方は、書面で内定の通知をもらうまでは、絶対に退職交渉に入らないようにしましょう。口頭ベースの内定だけで退職交渉をし始めてしまうと、もし万が一内定取り消しという事態になれば、取り返しがつかないことになります。

転職エージェントを通じて活動をしている場合には、転職エージェントからオファーレターをもらうまでは入社意思を伝えないようにし、企業に直接応募している場合は、遠慮せずに書面でオファーレターを出してもらうように依頼しましょう。

内定時のトラブルを避けるためには、転職エージェントの活用が一番

オファーレターに関するトラブルは、転職活動中に起こるトラブルの中でももっとも多くなっています。「そもそもオファーレターが発行されない」「発行されているが内容が不完全・不明瞭である」「提示されている年収が非常に低いが、年収交渉をするべきかどうかが分からない」など、多くの方がスムーズに入社意思を固めることができずに悩んでいます。

こうしたトラブルを避けるためには、最初から転職エージェントを通じて転職活動をするのが一番です。転職エージェントはこうした内定周りのトラブルにも非常に慣れていますし、いざとなれば企業側に指導をしてくれることもあります。

給与交渉なども代理で行ってくれますし、転職エージェントを通じていれば、オファーレターが発行されない、ということはまずありえません。

いざというときの交渉ごとに自信がない方などは、ぜひ転職エージェントを通じて転職活動を進めることをおすすめします。

特に外資系企業の転職支援実績が豊富な転職エージェントとしては下記が挙げられます。

いずれの転職エージェントも、非常に親身に相談に乗ってくれる外資系企業専門のコンサルタントが在籍していますので、ぜひ積極的に活用して、最後の最後までスムーズに転職活動を終えられるよう、万全の態勢で臨みましょう。

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