英語力を取り巻く転職市場

英語力を求める求人ニーズは大幅増加中

本格的なグローバル化の進展に伴い、最近では外資系企業だけではなく日系の企業においても採用時に英語力を求める求人が非常に増えてきています。

大手企業、中小企業を問わず日系企業のグローバル進出は加速しており、事業のグローバル展開に伴い、英語力の高い人材の採用ニーズが急速に高まっているのです。

転職支援サービス最大手のリクルートエージェントの調査によれば、2009年11月~2010年11月のたった1年間で、英語力を求める求人数は1,969件から5,397件へと実に約2.7倍も増加しています。
(※リクルートエージェント「英語求人が急増。英語力ある人材に好機到来」を参照)

2013年現在、英語力を求める求人数は更に増加の一途を辿っており、採用ニーズの増加に対して英語力のある人材の不足が慢性的に続いているため、現在であれば英語力があるというだけで非常に多くの企業へと転職のチャンスが広がる状況となっています。

外資系企業ではなく、英語力を武器に国内グローバル企業への転職という選択肢も

外資系企業への転職をお考えの方は当然高い英語力をお持ちの方も多いかと思いますが、上記で説明したように現在では国内の大手グローバル企業でも、英語力が高い人材の採用に非常に力を入れています。

そのため、英語力を武器として、普通ではなかなか入社できないような日系のトップ企業に入社できるチャンスは、以前と比較すると格段に広がっていると言えます。

グローバルに事業展開をしている日系の大手企業であれば、外資系企業と給与面で比較しても決して遜色はありません。

むしろ、外資系企業よりも組織内における英語人材の希少性が非常に高いため、より高い待遇が用意されることもしばしばあります。

英語力を活かして外資系企業への転職をお考えの方は、あえて外資系企業には行かずに、英語が使える日系のグローバル企業へ転職し、日系企業のグローバル事業の拡大に貢献するというキャリアも一つの魅力的な選択肢だと言えるでしょう。

転職エージェントを活用して情報収集しよう

日系グローバル大手企業の求人にアプローチしたい場合は、大手の転職エージェントに登録するのが一番です。

商社やメーカーなど日系大手企業の多くは、給与水準も高く転職先としても非常に人気があるため、採用効率を上げるために、重要なポジションほど公開求人とはせずに転職エージェントを活用してクローズで採用活動を展開するケースが多くなります。

特にグローバル案件に関する求人はそもそも採用ターゲットとなる人材が少ないため、数多くの応募が集まる求人媒体などで募集するよりも、転職エージェントなどを活用して特定の層にリーチしたほうが採用コストの面から考えても効率が良いのです。

そのため、英語力を高く評価してくれる日系大手のグローバル関連求人にアプローチする場合には、転職エージェントに登録して情報収集する必要があります。

特におすすめなのは、下記の転職エージェントです。

いずれもグローバルに拠点展開をしており、日系企業の採用をグローバル規模で支援している転職エージェントです。新卒採用では数千倍の倍率となるような人気大手企業の非公開求人も数多く扱っていますので、ぜひ一度登録をしてみて求人情報を収集してみることをおすすめします。

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