20代の外資系求人

20代で外資系企業へ転職する

ここでは、20代で外資系企業へ転職する際の注意点やポイントについてご紹介していきます。20代の方で外資系企業への転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

20代の前半と後半とでは大きく異なる外資系転職市場

20代で外資系企業への転職を考える際は、20代の前半と後半、正確に言うと過去の業務経験の長さにより状況は大きく変わってきます。

  1. 20代前半(職務経験3年未満の第二新卒の場合)
  2. 20代後半(職務経験3年以上の場合)

20代前半(職務経験3年未満の第二新卒の場合)

新卒で入社した企業から3年未満で外資系企業へと転職しようとする場合、選択肢はゼロではありませんが、求人数はかなり絞られてしまいます。

日系企業の場合、大手企業を中心に中途採用でも第二新卒向けの総合職採用を展開している企業も多くありますが、外資系企業の場合はそもそもが職種別採用であり、スペシャリストを求める傾向が強いので、ほとんどの求人には業務経験3年以上、という条件がついているのです。

そのため、業務経験が3年未満で転職するとなると、大学時代の留学経験があり語学力が武器になる、そもそも新卒入社で外資系の競合他社や日系大手企業に入社していた、など、何かアピールポイントがないと難しいでしょう。

20代前半でも応募ができる外資系企業の求人としては、外資系製薬会社のMR求人や外資系IT企業の営業求人などのセールス系求人か、英文事務、HRアシスタントなど事務アシスタント系求人などがメインとなります。

マーケティング・事業開発などの求人は、業務経験が少ない20代前半向けの求人はほとんどありませんので、もしそれらの職種で外資系企業に転職したい場合は、現在の企業でもう少し業務経験を積んで、即戦力として活かせるスペシャリティを磨くことをおすすめします。

20代後半(職務経験3年以上の場合)

職務経験3年~5年以上ある20代後半の方は、外資系・日系を問わず転職市場においてもっとも人気があり、多くの求人にアプローチすることができます。

外資系企業の場合はスペシャリスト採用が前提ですので、異職種への転職は難しいですが、過去の職務経験を活かして同職種で転職ということであれば、幅広い可能性があります。

ポジションとしては、メンバークラスからアシスタントマネジャークラスの求人が数多くあります。職務経験が3年だとまだ若手と見られることが多いですが、5年程度あれば、即戦力として見てくれる可能性は高まります。

また、職務における専門性はもちろんですが、リーダー経験やマネジメント経験などがあるとより評価は高まるでしょう。

20代の外資系求人の年収相場

20代の外資系求人の年収相場としては、400万~800万程度となります。若手メンバークラスの求人であれば日系企業とあまり変わらず、400万円~450万円程度の求人が一番のボリュームゾーンとなります。

ただ、28~35歳位をターゲットとしたアシスタントマネジャークラスの求人となると、700万~800万円という求人も出てきます。中には1,000万円以上の求人もありますが、数はそこまで多くありません。

外資系企業の場合は実力次第で入社後の昇給は可能ですし、その逆に成果次第では降給や解雇などもありえるので、20代の場合はエントリー時点での年収はそこまで気にせず、キャリアアップにつながるか、成長することができるか、など30代になったときの自分の市場価値が高まるかどうか、という観点から職場選びをするのが賢明です。

20代の方向けおすすめ転職エージェント活用法

外資系企業への転職を考えている20代の方は、外資系企業の転職エージェントの中でも大手の企業に登録をするのがおすすめです。なぜなら、20代若手向けの求人は、大手の転職エージェントのほうが数多くの求人を保有しているからです。

20代向け求人の場合は複数名採用の求人も多く、中には外資系製薬会社のMR求人のように大量採用求人もあります。こうした求人の場合、採用を成功させるためには大きな採用母集団を形成する必要があるため、必然的に多数の求職者を抱える大手の転職エージェントに採用プロジェクトの話が行くことが多いのです。

そのため、若手向けの求人については、中小の転職エージェントよりも大手の転職エージェントのほうが圧倒的に充実しているのです。

外資系求人に強い特におすすめの大手転職エージェントとしては、下記が挙げられます。

上記の転職エージェントでは、第二新卒など若手に特化したコンサルタントも在籍していますので、より質が高いカウンセリングを受けることも可能です。ぜひ転職エージェントを上手に活用して希望の外資系企業への転職を実現しましょう。

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