外資系投資銀行の平均年収ランキング
外資系投資銀行と言えば、外資系企業のあらゆる業界・業種の中でももっとも平均年収が高い職場として有名です。
採用枠は非常に狭き門となっており、新卒の入社枠もごくわずか。トップ校出身の人材でもそう簡単に入社することはできません。採用は中途採用がメインで、MBA取得者や金融専門資格保持者、国内大手銀行や証券、外資系金融など同業界で高い実績を積んできた人材など、ごく一部のみに限られています。
とにかく高給なイメージが先行する外資系投資銀行ですが、実際の平均年収はどの程度なのでしょうか。ここでは、参考までに米系の投資銀行における平均年収イメージをご紹介したいと思います。
ちなみに下記は、特に年収レンジが高いフロント部門(バックオフィス・ミドル部門は除く)における年収イメージとなります。
- MD(Managing Director):5億円~10億円
- VP(Vice President):3,000万円~1億円
- アソシエイト(4年~7・8年目):1,500万円~4,000万円
- アナリスト(新卒~3年目):800万円~2,500万円
上記のように、外資系投資銀行のフロントで働く社員の年収は、他業種とは比較にならないほど高給となっています。
ただし、実際には個人の成果連動と会社の業績連動が非常に激しく、成果を出せなければいつ解雇されてもおかしくないという高い精神的プレッシャーの中でハードワークをしなければいけないため、そのような労働環境を考えると上記の金額でも妥当だと言われることも良くあります。
また、能力さえあれば短期間で非常に多くの金額を稼ぐことができるので、30代後半や40代前半でセミリタイアする人なども珍しくありません。
外資系投資銀行別の平均年収ランキング
外資系投資銀行の中でも特に給与が高いことで有名なのが、ゴールドマン・サックスです。
ゴールドマン・サックスでは、新卒の初任給でも実際に800万~900万+賞与を出しており、1年目から年収1,000万円を超えるような給与体系となっています。
2009年のリーマン・ショックが起こる直前、過去最高の業績を叩き出していたゴールドマン・サックスが社員の平均ボーナス支給額を7,300万円と公表し、世間を驚かせたことを覚えている方もいらっしゃるのではないかと思います。
実際の年収は企業というよりは個人の成果によるところが大きいのですが、特に給与が高いことで有名な外資系投資銀行を挙げると、下記のようになります。
- ゴールドマン・サックス
- モルガン・スタンレー
- メリル・リンチ
- クレディスイス
- バークレイズ・キャピタル
- ドイツ銀行
- BNPバリパ
- JPモルガン
いずれの企業も採用枠は非常に狭き門となっていますので、興味がある方は他の候補者に負けない強みを身に付けることを意識して、経験や知識、スキル、人格、語学力などを総合的に磨きあげる必要があるでしょう。
外資系投資銀行への転職をお考えなら
上記で説明した通り、外資系投資銀行は、一般的に給与が高いと言われる外資系企業の中でも突出して給与が高い傾向があり、ビジネスマンとしては最高峰の待遇が約束される業界でもあります。
そのため、当然ながらトップ校を卒業したエリートや海外MBAホルダー、日系大手企業のマネジメント経験者など様々なバックグラウンドを持った優秀な人材が、数少ない採用枠を目指して競い合う形となります。
そのような厳しい入社競争の中を勝ち抜くためには、限られた新規の求人情報を絶対に逃さない情報収集力と、事前の入念な準備が必要不可欠です。
そこで活用できるのが、外資系金融に強い転職エージェントです。
転職エージェントというと、自分一人では転職活動ができない人が使うものというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
外資系の金融機関は、少しでも応募者を事前にスクリーニングし、採用活動の効率性を高めるために、高度な専門職人材の募集は非公開求人として一部の転職エージェントに限定して求人オファーを出しているケースが数多くあります。
そのため、外資系に強い転職エージェントに登録すると、そうした外資系金融機関の非公開求人にもアプローチすることができるのです。
もちろん、ハイクラス・エグゼクティブ専門職に特化したキャリアコンサルタントなどもいますので、英文レジュメの磨き上げやインタビュー対策、志望先企業の内部情報を事前に色々とヒアリングすることなども可能です。
ぜひ転職エージェントを活用して万全な準備を行いつつ、最新の求人情報のチェックも怠らないようにしましょう。
外資系金融機関に強く、特におすすめができる転職エージェントとしては下記が挙げられます。
いずれの転職エージェントもグローバルに展開しており、外資系企業との豊富なパイプを持っています。
まずは上記3社に登録してみて、紹介してくれる求人の量や質、コンサルタントとの相性などを見ながらメインに利用していく転職エージェントを絞り込んでいくのが良いでしょう。
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